注文住宅は、自分たちのライフスタイルや理想に合わせた、世界に一つだけの家づくりができる魅力的な選択肢です。
しかし、注文住宅会社は数多く存在し、それぞれに特徴や強みがあるため、「どの会社を選べばいいのか」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
満足のいく家づくりを実現するには、会社選びが何より重要です。相性の悪い会社に依頼すると「こんなはずではなかった…」ということになりかねません、
そこで本記事では、札幌市でおすすめの注文住宅会社5選を紹介します。さらに、失敗しないためのハウスメーカー選びのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では札幌市でおすすめの注文住宅会社を紹介していますので、住宅会社選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
札幌市でおすすめの注文住宅会社5選!
さっそく、札幌市でおすすめの注文住宅会社5選を紹介します。
それぞれ施工事例と口コミを見ていきましょう。
土屋ホーム

土屋ホームは、北海道を中心に展開する大手ハウスメーカーです。北海道の厳しい自然環境に適応した高品質な住宅を提供しており、地域に根ざした独自の強みを持っています。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社土屋ホーム |
所在地 | 北海道札幌市北区北9条西3丁目7番地 土屋ホーム札幌北九条ビル |
創業年月 | 1969年6月 |
公式サイト | https://www.tsuchiyahome.jp/ |
北海道の厳しい寒さから住む人を守るため、土屋ホームは高断熱・高気密住宅に特に力を入れてきました。外壁や窓などの断熱性能を高め、室内の温度を一定に保つことで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住空間を実現します。
また、土屋ホームの住宅は、地震に強い構造設計が特徴です。北海道は地震が多い地域ですが、土屋ホームの住宅は、地震の揺れを分散させ、建物の倒壊を防ぐための工夫が凝らされています。
施工事例
金属サイディングと木目柄サイディングの組み合わせが奏でる洗練された外観は、住まいの個性を際立たせます。天井高3.5mの開放的な空間には、書斎をスキップフロアで実現しました。
書斎の横長カウンターからは、趣味の部屋が覗ける遊び心あふれる設計が魅力です。収納力も抜群で、ロールスクリーンで仕切れるので、いつでも快適なワークスペースを確保できます。
口コミ
専門的な面では分かりやすく説明してくれた。スタッフ同士の仲が良く、アットホームな雰囲気で話しやすくて良かった。
引用元:オリコン顧客満足度ランキング
専門的な内容を分かりやすく説明してくれるのは、初めて家を作る方にとってとても安心できるでしょう。お客様との距離が程よい近さで、アットホームな雰囲気も魅力的です。お客様の立場に立った丁寧な対応が伝わってきます。
以下の記事では土屋ホームのさらに詳しい口コミ・評判、施工事例を紹介していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。
一条工務店

一条工務店は、高性能住宅に特化した大手ハウスメーカーとして知られています。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社一条工務店 |
所在地 | 東京都江東区木場5-10-10 |
電話番号 | 0120-516-019 |
会社HP | https://www.ichijo.co.jp/ |
主力商品であるi-スマートは、高気密・高断熱住宅の代名詞です。外気温の影響を受けにくく、一年を通して快適な室内環境を実現します。
また、高性能グラスウールなど、自社で開発した断熱材を使用することで、高い断熱性能を実現してきました。
施工事例
勾配天井が生み出す開放感と、立体的な外観が特徴です。天井高を活かした照明計画により、光の陰影が豊かな空間を演出しました。天井近くの連窓から差し込む陽光が、室内を明るく照らしています。
ナチュラルな雰囲気の中に、外観のブラックをアクセントに取り入れることで、かっこよさと温かみのバランスが絶妙です。リビングダイニングから見えるキッチンは、インテリアの一部として、生活感を感じさせない工夫が凝らされています。
口コミ
太陽光発電と、ヒートポンプ式温水床暖房は、一条工務店の断熱性能と気密性の抜群の良さとマッチして、省エネルギーで、快適な冬を過ごすことができ、大変満足しています
引用元:オリコン顧客満足度ランキング
太陽光発電とヒートポンプ式温水床暖房の組み合わせによる省エネ効果と快適性を実感できていることに満足しているようです。一条工務店の高い断熱性能と気密性、そして、その技術を最大限に活かした設備の性能の高さを裏付けるものとなるでしょう。
以下の記事では、一条工務店のさらに詳しい口コミ・評判、施工事例を紹介していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。

マイダ工務店

札幌市の有限会社マイダ工務店は、地域に根ざした工務店として、多くの実績と信頼を築いてきました。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 有限会社マイダ工務店 |
住所 | 札幌市東区北35条東25丁目4番16号 |
設立年月 | 平成13年4月 |
公式サイト | https://maida.jp/ |
遊び心のある空間設計や造作家具のデザインなど、お客様の理想の住まいを実現するためのデザイン提案力が魅力です。
お客様との丁寧なコミュニケーションを大切にし、高品質で快適な住まいを提供しています。
施工事例
シンプルな外観の住宅です。キッチン、リビング、階段が一体となった開放的な空間は、家族のコミュニケーションを促進できるでしょう。
窓からたっぷりと自然光が差し込み、明るい空間を演出しています。ウォークインクローゼットは、シンプルで使いやすく、収納力も抜群です。
口コミ
よい営業マンがいます。何があってもこのひとなら何とかしようとしてくれる、そう思える方です。設計士も私の担当は誠実で、慎重な方だと思います。
引用元:マンションコミュニティ
担当者の対応や人柄に満足しているようです。マイダ工務店では、設計段階から完成、そしてアフターフォローまで、お客様に満足してもらえるよう努めていることが分かります。
積水ハウス

積水ハウスは、日本を代表する大手ハウスメーカーの一つであり、高いブランド力と信頼性を持つ企業です。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 積水ハウス株式会社 |
住所 | 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 |
設立年月 | 1960年8月 |
公式サイト | https://www.sekisuihouse.co.jp/ |
長年にわたり培われた技術力と豊富な実績を背景に、多くの顧客から支持されています。
積水ハウスの住宅は、耐震性、耐久性、気密性など、住宅性能に関する高い基準をクリアした住宅であることが特徴です。住宅引き渡し後も長期にわたってアフターサービスを提供しており、安心して暮らせる住まいを提供しています。
施工事例
濃色の陶板外壁ベルバーンが美しい寄棟屋根の住まいは、庭やアプローチの植栽と調和し、街並みに映える外観が特徴です。畳コーナーや窓際のベンチは、一般的な椅子と同じ高さで、自然な会話が生まれるよう設計されています。
東と南の庭、そして室内に設けられたさまざまな『居場所』は、家族が一体となって、より豊かな時間を過ごせるよう工夫されています。
口コミ
一流メーカーという安心感。安いを売りにしているハウスメーカーとは使ってる素材が違うので金額が高くなってしまっても納得。高い買い物なので長く快適に過ごしたい。
引用元:オリコン顧客満足度ランキング
口コミから、積水ハウスは建材へもこだわっていることが分かります。これは、お客様の長期的な住み心地を第一に考えているからでしょう。高品質な素材と丁寧な施工によって、年月が経っても快適な住まいを提供しています。
豊栄建設

豊栄建設株式会社は、札幌市を中心に展開する地域密着型のハウスメーカーです。北海道の気候風土を熟知し、長年の実績と信頼を築いてきました。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 豊栄建設株式会社 |
住所 | 札幌市中央区北8条西12丁目28番地 |
設立年月 | 1989年5月 |
公式サイト | https://www.hoei999.co.jp/ |
北海道の厳しい冬と短い夏という気候風土を熟知しています。その気候風土に合った、高気密・高断熱の住宅を提供してきた点が最大の特徴です。地域密着型のサポート体制や、コストパフォーマンスの高さも魅力でしょう。
施工事例
三角屋根が特徴的な、可愛らしい外観が魅力の住まいです。欧風のお家をイメージしたデザインとなっています。
約23帖の広々としたリビングは、大きな吹き抜けと窓から光が差し込み、開放的な空間を演出しました。無垢材の洗面台など、上質な素材を使用することで、永く愛着を持てる住まいとなっています。
口コミ
アフターとかは結構親切に対応してくれます。
引用元:e戸建て
家の性能も必要十分といったところでしょうか。
この口コミから、アフターサービス体制が充実していることが分かります。住宅の性能についても、高い断熱性など、快適な暮らしをサポートする機能が備わっているようです。
注文住宅会社を選ぶ際のポイント
ここからは、注文住宅会社を選ぶときのポイントを紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
デザイン性で選ぶ
デザインを重視して住宅会社を選ぶ方は多いといえます。好みのデザインを見つけるには、実際に目で見て触れることができるモデルハウスの見学や完成見学会がおすすめです。
空間の広がりや光の入り方、素材感や設備の使い勝手などが分かるでしょう。外観や内装、設備や収納スペースなども確認しておくのがおすすめです。
価格で選ぶ
注文住宅の価格を比較する際に、まず注目したいのが坪単価です。坪単価とは、建物1坪あたりの建築費用を指します。
坪単価は、地域やハウスメーカーによって大きく異なるのが特徴です。一般的に、ローコスト住宅メーカーは坪単価が安く、大手ハウスメーカーは高くなる傾向があります。
しかし、坪単価が安いからといって必ずしも安い家とは限りません。含まれる設備や仕様、建物の構造などが異なっている場合があるため注意が必要です。
性能で選ぶ
住宅の性能は、住み心地や寿命に大きく影響します。特に、以下の3つの性能は、快適な暮らしを送る上で欠かせません。
- 耐震性
- 断熱性
- 気密性
地震が多い日本では、耐震性は住宅を選ぶ上で最も重要な要素の一つです。耐震性の高い住宅は、地震による被害を最小限に抑え、家族の安全を守ります。
また、断熱性の高い住宅は冬は暖かく、夏は涼しく、一年を通して快適な室内環境を保ちます。冷暖房費の削減にもつながり、経済的にもメリットが大きいでしょう。
気密性の高い住宅は室内の空気を逃がさず、外の空気を入れないようにすることで断熱性能を向上させます。
信頼できる注文住宅会社の選び方
注文住宅は高額で人生に一度あるかないかの大きな買い物です。だからこそ、信頼できる住宅会社を選ぶことは家づくり成功の第一歩になります。企業規模や知名度よりも、実際の対応力や透明性などをしっかり見極めることが重要です。
ここでは、信頼できる注文住宅会社の選び方について解説します。
以下でそれぞれの判断ポイントについて具体的に解説します。
施工実績や口コミが豊富で、情報公開が明確か
注文住宅会社を選ぶ際には、過去の施工実績が豊富かどうか、またその内容をきちんと公開しているかが重要です。
実績の多さは技術力や対応力の裏付けとなります。加えて、利用者からの口コミや評価が多数存在し、良い点も悪い点もオープンに共有されている会社は信頼性が高い傾向にあります。
公式ホームページで施工事例を掲載していたり、SNSで現場の様子を発信している住宅会社は、顧客とのコミュニケーションも丁寧な可能性が高いといえるでしょう。
担当者の対応が丁寧で相談内容を親身に聞いてくれるか
注文住宅はヒアリングと提案の質が家づくりの満足度に直結します。そのため、最初の相談時から親身に話を聞いてくれる担当者かどうかが大きな判断材料になります。
話を遮らず、希望の背景まで丁寧にヒアリングしてくれる担当者は、設計や仕様提案にもしっかり反映してくれる傾向があります。対応が事務的だったり、一方的にプランを提示する会社は、後々のやり取りでトラブルになりやすいので注意が必要です。
契約・見積もりの内容が明確か
注文住宅の見積もりでは、「標準仕様に含まれる内容」と「オプション扱いになる項目」が明確に区分されているかが大切です。信頼できる会社は、すべての費用について詳細な内訳を提示し、金額の根拠を丁寧に説明します。
また、契約書に記載された内容と打ち合わせ時の話が一致していることも重要です。不明点や曖昧な表現がある場合には、契約前に必ず確認しましょう。明快な説明責任を果たせる会社こそ信頼に値します。
注文住宅で失敗しないための注意点
ここからは、注文住宅で失敗しないための注意点も見ていきます。
それぞれ見ていきましょう。
契約前に確認すること
後悔のない家づくりをするために、契約前に以下の点をしっかりと確認しましょう。
- 契約書の内容
- 見積もり内訳
- アフターサービス
- 他の業者からの見積もり
特に、工事内容、支払い条件、保証期間、解約条件などはしっかりと読み込み、不明な点は必ず質問しましょう。また、工事費の内訳が明確になっているか確認することも大切です。
追加費用が発生する可能性がある項目についても、事前に確認しておくと安心です。他にも、保証期間や内容、緊急時の対応など、アフターサービスについてもしっかりと確認しましょう。
設計段階での注意点
注文住宅は、設計段階でのちょっとしたミスが、後の生活に大きな影響を与えてしまう可能性もあります。キッチンからリビング、洗面所など、日常の動線をスムーズに設計できているか確認しましょう。
また、収納場所の不足は大きなストレスになるため、十分な収納スペースを確保するのがおすすめです。耐震性・断熱性・気密性について、しっかりとした性能かどうかの確認も必要でしょう。
工事中の注意点
注文住宅の建築は設計段階だけでなく、工事中も注意が必要です。工事の進捗状況を定期的に確認し、不明な点や疑問点があれば、すぐに担当者に確認しましょう。
工事の途中で中間検査が行われる場合があります。この検査に立ち会うことで、品質管理に役立つでしょう。
完成後の注意点
注文住宅は、設計から完成まで長い道のりですが、完成後も注意すべき点がいくつかあります。引渡し時の確認では、建物の内外を隅々まで確認しましょう。設計図通りに仕上がっているか、傷や汚れがないかなどをチェックし、不具合があれば業者に報告します。
住宅には、構造や設備に関する保証期間が設定されて、保証書が出されるでしょう。保証書を大切に保管し、万が一不具合が生じた場合は、保証期間内に修理依頼をおこないます。
打ち合わせをスムーズに進めるために知っておきたいポイント
注文住宅は「自由設計」であるぶん、施主側にも判断や準備が求められます。打ち合わせを効率よく進めるためには、事前の準備と情報共有が欠かせません。
ここでは、打ち合わせをスムーズに進めるために知っておきたいポイントを紹介します。
- 要望・予算・優先順位を事前に整理しておく
- 担当者との情報共有は「記録」と「確認」がカギ
- 標準仕様とオプションの違いを理解しておく
- 家族の意見を事前にすり合わせておく
- イメージを共有できる資料や写真を用意する
以下の項目を押さえることで、打ち合わせの質と満足度が大きく変わります。以下で詳しく解説します。
要望・予算・優先順位を事前に整理しておく
打ち合わせをスムーズに進めるには、自分たちの要望や条件を明確にしておくことが基本です。たとえば、「吹き抜けは必須だが、床材はこだわらない」など、優先順位をつけておくことで判断が早くなり、担当者も適切な提案をしやすくなります。
逆に全体のイメージが漠然としていると、ヒアリングに時間がかかり、決定までに何度も調整が必要になるケースがあるので注意が必要です。予算と希望条件を見える化しておくことがカギです。
担当者との情報共有は「記録」と「確認」がカギ
打ち合わせでは仕様や設備の細かい決定が続くため、記録を残すことと、その確認作業が非常に重要です。たとえば、毎回の打ち合わせ後に要点をまとめたメモを作成し、次回までに住宅会社と内容を共有することで、認識のずれを防げます。
決定事項が曖昧なまま進むと、完成後に「こんなはずではなかった」というトラブルの原因にもなるので注意が必要です。記録と確認のサイクルを習慣化しましょう。
標準仕様とオプションの違いを理解しておく
注文住宅では「標準仕様に含まれるもの」と「追加費用が発生するオプション」の違いを把握しておくことが大切です。たとえば、キッチンや浴室のグレード、照明やコンセントの数など、希望通りに選ぶと追加費用がかかる場合があります。
住宅会社によって「標準」の範囲も異なるため、事前にパンフレットや仕様書をよく読み、打ち合わせの中で質問しておきましょう。コスト管理にも直結する大切なポイントです。
家族の意見を事前にすり合わせておく
打ち合わせの場で意見が割れると、設計の決定が進まなくなります。特に「部屋数」や「収納の位置」などは家族間で意見が食い違いやすい部分です。事前に全員の要望を共有し、譲れる部分と譲れない部分を整理しておくと、打ち合わせがスムーズに進行します。
また、あらかじめ家族会議を開いて方向性をすり合わせておくことで、現場でのストレスや無駄な調整も減らすことができるでしょう。
イメージを共有できる資料や写真を用意する
注文住宅の打ち合わせでは、理想のデザインや空間を言葉で正確に伝えるのは難しいことがあります。そのため、SNSや住宅カタログなどから好みの写真・資料を用意し、担当者に見せながら説明するのがおすすめです。
たとえば「こういうキッチンにしたい」「このような外観が好み」など視覚的な資料を通じて共有することで、設計の精度が上がり、誤解を防ぐことができるでしょう。
まとめ
今回は、札幌市でおすすめの注文住宅会社5選について見てきました。北海道で家を建てる際は、ぜひ参考にしてみてください。
また、注文住宅会社を選ぶ際には、複数のハウスメーカーに見積をとったり、デザイン・価格・性能をしっかりと確認するようにしましょう。一生に一度の家づくりだからこそ、こだわることが大切です。
この記事があなたにとって、注文住宅づくりの参考になりますように。